今回は、同居の義父が孫の進路にまで口出し&根回ししてくるホラー体験談。
同居問題・・・とは少し趣向がずれますが、ここまで孫の進路に指図してくるもの、絶対!同居だからですよね~。
同居してるってだけで、距離感見誤る人間多発、事件勃発!
同居嫁ポラリスさんが義父にブチ切れるまでのストーリー、ぜひご覧ください。
義父が孫の進路にうるさく指図してくるのは同居ゆえ?嫁の私が切れるまで
同居形態 敷地内同居
同居メンバー 自分40・長女中3(エピソード当時)・次女中1(エピソード当時)・夫42(単身赴任中)・義父67・義母65
同居歴 敷地内同居歴10年
親子代々同じスポーツを。孫の進路に口出す義父
夫が学生の頃やっていたスポーツを、娘たちも幼い頃からやりはじめた。特に長女は高校をスポーツ推薦で行けるほどの実績を残したので、いくつかの私立高校からスカウトがきた。
義父は、このスポーツの地元役員をしている。
孫が生まれたら、すぐにでも息子と同じスポーツをやらせたいと言っていたが、ずっと私達はそれを拒否してきた。
でも、義母が精神疾患を患ってしまい、孫が頑張る姿を見せたら元気になるのかなと思い、このスポーツを遊び感覚で始めたところから現在に至る。
義父は、長女を地元以外の強豪校に行かせたくなかったので、数年前から「あんたがあの高校に行ってくれるなら、うちの孫を何としてもあんたと同じ高校に入れるから、そこに進学してくれないか」などと娘以上に強い選手や、その親に勝手に進学について指示を出していた。
なぜ、このようなことをしていることを私が知っているかというと、強引に口説かれている家庭から、私のところにクレームがきたからだ。
義父の問題行動のクレーム窓口は同居嫁・・・
「お宅のおじいちゃん、うちの娘にこんなこと言ってきて、しかも私にまで言ってきたのよ」
と、密告してくれた親子が何組もいた。
義父は、こうして口説いて、強い選手が地元の私立高校に進学してくれたら、絶対長女も地元に残ってくれると思っていたからだった。
ところが実際長女は、いつどんなところに行っても、口を出したりしてくる義父が大嫌いで、地元の私立高校に進学したら、さらに毎日口を出したり、首を突っ込んだりしてくるだろうと思っていたので、全く地元の高校へ進学する意思はなかったのだ。
親に言われたからとか、義父の言う通りにしないと何あるか分からないからなどということは抜きにして、長女自身が素直に高校進学をどう考えているのか、意志を確認したところ、
「義父のせいで今やっているスポーツを辞めたいと思ったこともあったが、いろいろ考えて高校でも続けていこうと思っている。ただし、地元の高校にはいかない。」
ということだったので、私と夫は義父に黙って、長女の希望した高校とコンタクトを取り、話を進めた。
義父の意向をつっぱねて、最低限の関わりに
正式に願書を学校に提出した後に、長女の口から直接義父に、地元の高校に行かないことを言わせた。
すると、長女の前で義父が、「あーあ、これではもう俺は責任を取って役員辞めるしかねーわ」と言ったのだ。
瞬時に私と夫は、「そうだね、やめれば?」と返したが、それに対しての反応はなかった。
この一言で、義父に対するわずかな信頼感すら長女は失くした。
夫も自分の父親ではあるが、娘の意志を尊重し、全力で応援すると言ってくれた。
すべてをそばで見ていた次女も、義父の言葉にショックを受けていた。
このことをきっかけに、冷たいようだが、義父が私に何かを頼ってきても、全て自分でやってくれと突き放した。
また、義父母にお願い事をすることも一切やめた。
自宅から練習場までの送迎など、少しお願いしていたこともすべて、私が仕事を辞めてやることにした。
敷地内や大会会場で顔を合わせても、あいさつ程度であとは会話を広げない。
話しかけられたことに対しても、シンプルに答えるだけで、それ以上の話はしないなどを徹底した。
そうしなければ、義父は孫にとんでもないことを言ったのだという自覚を持ってもらえないからだ。
同居の義父にブチ切れ罵詈雑言!同居嫁なめんなよ
しかし、長女の卒業式が終わった後、みんなで予約したレストランで会食をした時だった。
「向こうの高校に行って、スポーツで優勝したら、お小遣いで特別手当を与えてやる」だの、「先輩の〇〇サンに買ったら、さらに上乗せしてお小遣いやる」だの、結局は自分が地元で恥をかいたかわりに、孫がよその地域でたくさん活躍してくれたら、自分は辛うじて孫の自慢ができて、役員として生き残っていられるという下心が見え見えの話してこないのだ。
新しい環境になれるのには、スポーツを続ける以外に大変なこともたくさんあるのに、そこを汲み取って、シンプルに「がんばれよ。応援しているよ」だけではダメなのか?
孫が自分の言葉で傷ついたことなどお構いなしで、地位と名誉のために孫を利用したいだけなんだと思うと、私は怒りで全身から血の気が引いて、その血が心臓に一気に集まったような感覚に襲われた。
手足は震えてがまんができなくなって、私はレストランなのに、義父を怒鳴ってしまった。
「このいいかげんにしろ!さっきからずっと話をきいていりゃ、自分のことばっかりしか考えてねーだろ?向こうの高校に行って、必ず1番でいなきゃいけないなんて誰がきめたんだよ?ただ、がんばれよだけじゃだめなのかよ?おめーがそんなだから、孫が離れていくだよ。だいたい、あんたの態度や言動が迷惑だと言って、全部苦情がこっちに来てんだよ。あんたは何のつもりか知らないが、孫はずっと耐えてきてんだよ!」
と、嫁が義父に対して使う言葉遣いじゃない、チンピラみたいな言葉が勝手に出てしまった。
旦那もびっくりしていたが、よく言ったと怒らなかった。
長女も、私がかばってくれたことに安心して笑っていた。
次女は、お母さんがじいちゃんに対してとんでもない言葉遣いをしたということに驚いていた。
精神疾患を持つ義母は、状況がよく分からず、大爆笑していた。
義父は、これまでにない赤っ恥をかいたことにショックを受けて、腰が抜けて立ち上がれなくなっていた。
私は、「言ってやった!」という達成感でアドレナリンが大量に出ていた。
あれから半年以上たつが、私はあれから義父とまともに話をしていない。
同居のほんね管理人まとめ
ポラリスさん、同居の本音を語って頂き、ありがとうございました。
義父さん、地域の顔なんですかね・・・ここまで孫の進路に口出ししてくるとは、やっぱ”同居”しているからでしょうね・・・。
同居って、距離のとり方がおかしくなりがちです。距離さえ取れれば、義両親との関係もそれなりにこなせるけれど、同居は適切な距離を取ることがまず難しい。
だから、こんなに悩んで、こんなにこじれるんですけどね・・・。
ポラリスさんの同居の体験談が、あなたの同居・別居の参考になれば幸いです。
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